物流業界では、2024年問題への対応や配車業務の効率化が喫緊の課題となっており、ドライバーの労働時間管理や輸送の最適化を目指せる配車システムが注目を集めています。
本記事では、物流業務の効率化に役立つ配車システムについて、種類や選定ポイント、おすすめのシステムを詳しく解説します。
1.物流の配車システムとは?

GPS技術と地図ソフトウェアを活用し、最適な配車計画を自動で作成することで、輸送コストの削減や業務効率の向上につながります。
ここでは、物流業界における配車システムの必要性について解説します。
(1)配車システムが必要な背景
物流業界における配車システムの必要性は、人手不足や労働時間の規制強化などを背景にいっそう高まっています。
従来の配車計画は、ベテラン担当者の経験や勘に依存する傾向が強く、業務の引き継ぎや標準化が困難でした。その結果、担当者が不在になると業務が滞り、配車の最適化ができずに余剰コストが発生するなど、属人的な運営による非効率が課題となっていました。
さらに、深刻化する人手不足がこの問題をより一層悪化させています。

国土交通省のトラックドライバーの有効求人倍率の推移を見ても、貨物自動車運転手(パート含む)の求人倍率は年々上昇し、最新のデータでは2.68倍に達しています。
これは、1人の求職者に対して2.68件の求人があることを意味しており、ドライバーの確保が極めて困難な状況であることを示しています。
このような状況の中で、配車業務の属人化が進んでしまうと、担当者が不在になった際に業務が滞るだけでなく、非効率な配車による余剰コストの発生が避けられません。
さらに、2024年問題による労働時間の規制強化により、限られたドライバーで効率的に運行するための配車管理が求められるようになっています。
こうした課題に対応するためには、AIやGPSを活用した配車システムを導入し、属人化の解消と業務の標準化を進めることが不可欠です。

(2)配車システムの重要性
急速なデジタル化が進む物流業界において、配車システムは業務効率化の要となるソリューションです。
従来の配車業務では、配送する荷物の数量を確認し、配送先の住所を一覧化してから、ドライバーごとに担当エリアへ振り分ける作業を担当者が手作業で行っていたため、効率性の面で以下の課題を抱えていました。
- 配送状況のリアルタイムな確認が困難
- 大量の伝票の仕分けに多大な時間がかかる
- 配車計画の最適化が担当者の経験や勘に依存
配車システムでは、配送先データの収集・分析から最適ルートの選定、リアルタイムでの配車状況確認まで、一連の業務プロセスを自動化します。
その結果、人為的ミスが減少し、業務品質を向上させることが可能です。
配車システムによって業務を自動化することで、配車業務の属人化や人員不足といった物流業界の大きな課題を解決してくれるでしょう。
2.物流の配車システムの種類

物流業界で活用される配車システムには、目的や機能に応じて複数の種類が存在するため、適切なシステムを選定することで、業務の効率化やコスト削減、運行管理の最適化が可能になります。
配車システムは主に、以下の3種類に分類できます。
配車管理システム | 配車業務の一元管理を行い、スムーズな運行をサポート |
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自動配車システム | AIやアルゴリズムを活用し、最適な配車計画を自動で作成 |
車両管理システム | GPSなどを活用し、車両の位置や稼働状況をリアルタイムで把握 |
ここでは、配車システムの種類とその特徴を解説します。
(1)配車管理システム
配車管理システムは、配車計画の管理・調整を効率化し、運行の最適化を支援するシステムです。
従来、ベテランの配車担当者が経験や勘に頼って行っていた業務を、システムによって標準化し、誰でも一定のルールに基づいた配車計画を立案できるようになりました。
システムによってはドラッグ&ドロップによる配車割り当てが可能であり、配車計画の一元管理が可能です。
ドラッグ&ドロップによる配車割り当て | 直感的な操作で配車を調整し、手作業の負担を軽減 ※システムによって操作方法が異なる場合があります |
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配車計画の一元管理 | 受注情報と連携し、効率的な配車計画を作成・管理 |
配車情報の即時共有 | 配送指示をドライバーにリアルタイムで共有 |
車両の利用状況の可視化 | どの車両がどのルートで運行しているかを把握できる |
配車管理システムの導入により、従来の非効率な手作業から脱却し、より戦略的かつデータドリブンな配車計画の立案が可能になります。
(2)自動配車システム
AIと高度なアルゴリズムを活用する自動配車システムは、配送計画の立案を自動化し、業務の効率化と標準化を実現する革新的なソリューションです。
配車管理システムが配車計画の管理や調整を支援するのに対し、自動配車システムは、最適な配車計画をシステムが自動で算出する点が大きな違いです。
自動配車システムの主要な機能として、以下のようなものが挙げられます。
最適な車両・ルートの自動選定 | AIが配送条件を分析し、最適な車両とルートを瞬時に決定 |
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時間指定・積載量の考慮 | 配送時間指定や積載制限を考慮した計画を自動作成 |
交通規制・道路状況の反映 | 渋滞情報や通行規制をリアルタイムで反映し、最適ルートを動的に調整 |
制約条件の自動適用 | 配送先の受け入れ可能時間や特定エリアの規制などを考慮し、無駄のない配車を実現 |
自動配車システムは、現場の制約条件を的確に反映しながら、より効率的で柔軟な運行管理を実現します。物流業界のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進する次世代型システムとして、その価値はますます高まっています。

(3)車両管理システム
車両管理システムは、GPS技術を活用し、リアルタイムで車両の位置情報を管理するシステムです。走行中の車両の動態を正確に把握し、運行記録を自動で作成することで、以下のような機能で業務効率化と安全管理を支援します。
リアルタイム位置情報管理 | GPSを活用し、走行中の車両の位置をリアルタイムで追跡・監視 |
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運行記録の自動作成 | 走行ルートや停車時間などを自動で記録し、運行データを可視化 |
危険運転の検知 | 急ブレーキ・急加速・急ハンドル操作などを検知し、安全運転指導に活用 |
車両予約・稼働状況の管理 | 車両の予約状況を一元管理し、保有台数の最適化や利用効率向上を支援 |
車両管理システムの特徴として、急ブレーキや急加速などの危険運転を検知し、事故防止に向けた安全運転指導に活用できる点があげられます。
多角的なデータ分析により、車両運用の効率化と安全性向上を両立する現代の車両管理に不可欠なツールです。
3.物流業界で配車システムを利用するメリット

配車システムを導入することで、以下の6つのメリットを得ることができます。
業務効率化 | 配車業務の負担を軽減し、作業時間を短縮 |
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配車業務の最適化と標準化 | 属人化を解消し、誰でも効率的な配車計画を作成可能に |
ドライバー業務の平準化 | 労働時間の偏りをなくし、働き方改革に対応 |
配送品質の向上 | 正確なルート管理により、遅延や誤配送を防止 |
コスト削減 | 燃料費や無駄な走行コストを削減 |
運賃交渉のエビデンス | 運行データの可視化により、適切な運賃交渉を実現 |
それぞれを詳しく解説します。
(1)業務効率化
配車システムを活用することで、積載量や運行状況を考慮したスムーズな配車調整が可能になり、従来の属人的な配車業務を標準化できます。
配車データや運行記録がすべてデジタル化されるため、日報作成や業務履歴の管理が簡単になり、配車担当者の負担が大幅に削減されます。
無駄のない効率的な走行を支援することで、ドライバーの労働負担の軽減にもつながり、物流業務全体の生産性向上に貢献します。
(2)配車業務の最適化と標準化
配車システムの導入により、配車業務の最適化と標準化を同時に実現でき、配車システムを活用することで、以下のようなメリットが得られます。
配車計画の最適化 | 貨物の特性・配送先・積載量・ルート情報を考慮し、最適な車両を割り当てられる |
---|---|
配車業務の標準化 | 属人的な業務をシステム化し、誰でも一定の基準で配車計画を作成できる |
リアルタイム処理 | 受注情報や車両の稼働状況を即時反映し、最適な配車を実現 |
ノウハウの共有 | ベテラン担当者の知見をシステムに蓄積し、組織全体で活用可能に |
従来、配車業務は経験豊富な担当者の知識や判断力に依存していましたが、システム導入によりデータをもとにした客観的な判断が可能になります。これにより、配車計画の属人化を解消し、業務の標準化が実現します。
配車システムは業務効率の向上と品質の均一化に大きく貢献し、物流業務全体の最適化を促進します。
(3)ドライバー業務の平準化
配車システムの導入により、ドライバーの業務負担を均等にし、より公平な労務管理を実現できます。従来の配車業務では、一部のドライバーに業務が偏ることが多く、労働環境の改善が課題となっていました。
配車システムを活用することで、以下のようなメリットが得られます。
業務負荷の可視化 | 走行距離・配送件数・荷扱い時間をデータ化し、業務量を公平に評価 |
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均等な業務配分 | 特定のドライバーに負担が集中しないよう、自動で最適な業務割り当てを実施 |
労働環境の改善 | 業務の偏りを解消し、ドライバーの負担を軽減 |
モチベーション向上 | 公平な業務分担により、従業員満足度の向上と離職率の低下を実現 |
配車システムでは各ドライバーの業務量を数値化し、可視化することで、業務負荷の偏りを客観的に把握することが可能です。これにより、特定のドライバーに業務が集中することを防ぎ、チーム全体でバランスの取れた働き方を実現できるでしょう。
労働環境の改善により、ドライバーのモチベーション向上や定着率の向上にも貢献し、持続可能な物流体制の構築につながります。
モチベーションの向上や離職率の低下にもつながり、持続可能な物流体制の構築を目指すことができます。
(4)配送品質の向上
従来の配送管理では、ドライバーの現在位置や配送状況をリアルタイムで把握することが難しく、進捗確認やトラブル対応に課題がありました。
配車システムを活用することで、以下のようなメリットが得られます。
リアルタイム進捗管理 | ガントチャートを活用し、配送の進捗を時系列で把握 |
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GPS動態管理 | トラックの現在位置をリアルタイムでモニタリングし、正確な配送管理が可能 |
配送ルートの最適化 | 地図上でのルート表示により、効率的な配送経路を確保 |
遅延・誤配送の防止 | 配送状況を一元管理し、トラブルの早期発見と迅速な対応を実現 |
配車システムにより、各ドライバーの現在位置や担当荷物、配送予定時刻を一元管理できるため、配送業務の進捗状況をリアルタイムでモニタリングできます。
なかでも、GPSを活用した動態管理機能を備えたシステムでは、トラックの現在位置をピンポイントで把握でき、より精密な配送管理が可能になります。

(5)コスト削減
配車システムの導入により、車両運用や人員配置の最適化を実現し、以下のようなコスト削減効果が期待できます。
車両コストの最適化 | 荷量に応じた適切な車両を自動選定し、過剰な車両使用を削減 |
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人件費の削減 | 必要なドライバー数を最適化し、無駄な人員配置を防止 |
燃料費の低減 | 最適なルート設計により、走行距離を短縮し、燃料コストを削減 |
メンテナンスコストの抑制 | 稼働時間を適切に管理し、車両の過剰使用を防ぐことでメンテナンス費を低減 |
システムによる最適な配車計画の立案により、車両サイズや人員配置を効率的に管理できるため、無駄なコストを削減し、物流事業全体の収益構造を改善できます。
また、こうしたコスト削減の取り組みは、企業の競争力強化にも直結します。限られたリソースを最大限に活用し、持続的な利益を確保するために、配車システムは重要な経営ツールの一つとしての役割を果たすでしょう。
(6)運賃交渉のエビデンス
配車システムは、荷主との運賃交渉において、客観的なデータを提供する強力なツールとして機能します。
従来の運賃交渉では、ドライバーの経験や過去の取引実績に基づく主観的な説明に頼ることが多く、適正な運賃を確保することが難しい場面もありました。
配車システムを活用することで、以下のような客観的なデータを提示できます。
走行距離の記録 | 各トラックの走行距離を正確にデータ化し、適正な運賃の根拠を提供 |
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実稼働時間の計測 | 車両ごとの稼働時間を記録し、作業負担の可視化が可能 |
配送ルートの可視化 | 地図上に実際の配送ルートを表示し、ルート選定の合理性を説明 |
交通状況の分析 | 時間帯別の渋滞状況をデータ化し、配送時間の変動要因を提示 |
客観的なデータに基づくエビデンスがあることで、荷主との価格交渉において説得力が向上し、適正な運賃設定への理解を得やすくなります。
これにより、運送業者と荷主の双方にとって透明性の高い取引が実現し、健全な取引関係の構築に貢献するでしょう。
4.物流における配車システムの選定ポイント

配車システムを導入する際、選択を誤ると、十分な効果を得られず、運用負担が増加する可能性もあるため、自社の業務に適したシステムを選定することが重要です。
具体的な選定ポイントとして、以下が挙げられます。
- 自社の課題を解決できる機能が搭載されているか
- クラウド型かオンプレミス型か
- GPSのタイプ
- 操作性が高いか
- サポート体制が充実しているか
ここでは、選定ポイントをそれぞれ解説します。
(1)自社の課題を解決できる機能が搭載されているか

配車システムを選定する際に最も重要なのは、自社の課題に適した機能を備えているかを見極めることです。配車システムには大きく3つのタイプがあり、それぞれ異なる強みを持っています。
タイプ | 主な特徴 | 適した企業 |
---|---|---|
配車管理システム | 車両・荷物・ルートの管理をデジタル化し、業務効率を向上 | 配車業務の負担を軽減したい企業 |
自動配車システム | AIとアルゴリズムを活用し、配送ルートを自動作成 | ルートが日々変動する企業、配車の属人化を解消したい企業 |
車両管理システム | GPSを活用し、リアルタイムで車両位置を管理 | 複数の車両を保有し、安全運行を強化したい企業 |
それぞれの特徴を踏まえ、自社の課題に最も適したシステムを選択することが、導入効果を最大化するポイントです。
(2)クラウド型かオンプレミス型か

配車システムの導入形態には、クラウド型とオンプレミス型の2種類があり、それぞれメリットデメリットが異なるため、自社の業務環境や運用方針に適した選択をすることが重要です。
特徴 | メリット | デメリット | |
---|---|---|---|
クラウド型 | インターネット経由で情報を共有するシステム | ・複数拠点でリアルタイムなデータ共有が可能 ・初期費用が抑えられ、月額制で導入できる場合が多い ・自動更新があれば、常に最新機能を利用できる | ・カスタマイズ性に制限がある場合がある ・通信環境に依存し、ネットワーク障害のリスクがある |
オンプレミス型 | 自社サーバーでシステムを運用 | ・自社の要望に応じた細かなカスタマイズが可能 ・既存システムとの統合や独自のセキュリティ対策が可能 | ・初期費用が高額で、導入に時間がかかる ・システムの保守・運用コストが発生する |
一般的には、業務のスピードや拠点間の連携が重要ならクラウド型が適しており、セキュリティやカスタマイズ性を重視するならオンプレミス型がおすすめです。
(3)GPSのタイプ
配車システムによってGPSのタイプが異なるため、用途や車両タイプにあったものを選ぶ必要があります。
特に大型トラックではデジタルタコグラフの装着が法的に義務付けられているため、適切なGPSデバイスの選択が求められます。一方、小型車両や営業車では選択肢の幅が広く、コストや運用方法を考慮して適切なデバイスを選定することが重要です。
主なGPSデバイスの種類と適する用途は、以下のとおりです。
タイプ | 特徴 | 適した用途 |
---|---|---|
OBD-Ⅱポート接続タイプ | 車両の診断ポート(OBD-Ⅱ)に差し込むだけで利用可能 | 簡単にGPSを導入したい企業向け |
シガーソケット接続タイプ | シガーソケットに挿すだけで電源供給が可能 | 営業車や社用車など、移動が多い車両向け |
カーナビタイプ | ルート案内機能と連携し、走行記録も取得可能 | 配送ルートの最適化を重視する企業向け |
ドライブレコーダータイプ | 走行記録と同時に映像データも取得可能 | 安全管理や事故対応を重視する企業向け |
スマートフォンアプリタイプ | アプリをインストールするだけでGPS情報を取得可能 | 低コストでGPS管理を導入したい企業向け |
専門業者による取り付け工事が必要なタイプは、導入コストやメンテナンス面での負担が大きくなる恐れがあります。
また、デバイスの調達方法も、買い取り式やリース式など複数の選択肢があり、企業の予算や運用方針に応じて適切な方式を選択する必要があります。
(4)操作性が高いか
配車システムの選定において、操作性の高さは導入効果を左右する重要な要素です。いかに高度な機能を備えていても、実際の利用者が使いこなせなければ、システム導入における本来の目的を達成できません。
配車担当者やドライバー、管理者などそれぞれの立場や技術習熟度に応じて、求められる操作性は異なりますが、操作性を評価するポイントとして以下が挙げられます。
直感的な操作が可能か | 初めてのユーザーでも迷わず操作できるシンプルなUI設計 |
---|---|
利用者の技術レベルに対応しているか | 配車担当者・ドライバー・管理者など、異なる立場の利用者に適した設計が必要 |
モバイル端末での操作性 | スマートフォンやタブレット対応が必須 |
タッチ操作の精度 | 画面上のボタン配置やタッチレスポンスの最適化がされている |
スマートフォンやタブレットを利用する現場では、操作性の良し悪しが業務のスムーズさに直結します。タッチ操作の精度や画面遷移のスピードも重要な判断基準となるでしょう。
このように、システムの細かな使い勝手が、システムの定着率と業務効率向上に大きく影響を与えます。導入前には無料トライアルやデモ版を活用し、実際の操作感を確認することが重要です。
(5)サポート体制が充実しているか
システム導入直後は、初期設定や操作方法に関する問題が発生しやすく、サポートの質によってスムーズな運用開始ができるかが決まる場合があります。
サポート体制を評価するポイントには、対応時間帯の範囲や問い合わせ回数の制限などがあります。
対応時間帯の範囲 | 24時間対応か、営業時間内のみの対応か夜間や休日のサポートがあるかも確認 |
---|---|
問い合わせ回数の制限 | 回数制限の有無や、追加料金の発生条件をチェック |
サポート方法の多様性 | 電話・メール・チャット・オンラインミーティングなど、複数のサポート手段があるか |
導入時のトレーニング体制 | 操作研修やマニュアルの提供、オンラインヘルプの充実度を確認 |
業務の特性上、トラブルが発生するとすぐに解決が必要な場合が多いため、サポート対応のレスポンスは重要です。
また、導入時の研修やマニュアルの充実度も、スムーズなシステム運用に欠かせません。
5.物流の効率化におすすめの配車システム
(1)物流基幹システムAIR

五十鈴株式会社の物流基幹システムAIRは、物流業務全般を一元管理する次世代型の統合ソリューションです。
受注管理から配車計画、運行管理、さらには請求業務まで、物流に関わるあらゆるプロセスをシームレスに連携させる特徴を持っています。
システムの中核となるAI自動配車機能は、複雑な配送条件を考慮しながら最適な配車計画を立案します。
また、スマートフォンアプリを連携させたリアルタイムな動態管理機能により、各車両の位置情報や運行状況を正確に把握でき、効率的な配送管理を実現できるでしょう。
ドライバーの労働時間管理や拘束時間の制限に配慮した配車計画の作成が可能で、労務管理の適正化を支援します。
さらに、営業所同士がリアルタイムで情報連携できるため、組織全体での配送効率を最適化できるでしょう。
主要機能 | ・AIによる自動配車機能 ・スマートフォンアプリを連携させた動態管理機能 ・労務管理機能 |
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所在地 | 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(2)LYNA 自動配車クラウド

LYNA 自動配車クラウドは、AIアルゴリズムによる自動配車機能によって、配送オーダーの入力だけで最適な配車計画を自動で立案します。
メタヒューリスティクスと呼ばれる最新の最適化アルゴリズムの採用により、大量の配送オーダーや複数日にわたる配送計画でも、わずかな時間で最適な配車プランを算出できます。
主要機能 | ・独自のアルゴリズムを採用した自動配車機能 ・配車表や運行指示書の出力機能 ・車両の稼働状況を可視化する機能 |
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所在地 | 〒272-0021 千葉県市川市八幡3-4-8 田中ビル4F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(3)ロジックス

ロジックスは、最短3クリックでの案件登録、ホワイトボードのような視認性の高い配車画面、配車情報からの自動請求書作成により、業務効率の向上が期待できます。
さらに、2024年問題への対応として、デジタコデータや出退勤記録との連携により、労務管理の自動化を実現します。
経営管理面では日次での売上・コストの可視化により、車両別や荷主別、コース別など多角的な収益分析が可能で、経験や勘に頼らない客観的な経営判断をサポートします。
主要機能 | ・最短3クリックでの案件登録 ・自動請求書作成機能 ・デジタコや出退勤記録との連携機能 |
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所在地 | 〒162-0842 東京都新宿区市谷砂土原町2-7-19 田中保全ビル3F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(4)Loogia

Loogiaは、運送会社から自社物流、委託物流まで、あらゆる配送形態に対応し、高度な組み合わせ最適化技術により効率的な配車計画を自動で立案します。
一方通行やUターン禁止、有料道路の選択など、ラストワンマイル特有の道路事情まで考慮した最適ルートを作成します。
さらに、スマートフォンアプリとの連携により、配送計画や進捗をドライバーと事務所側で共有できます。
主要機能 | ・スマートフォンアプリとの連携機能 ・ラストワンマイル特有の道路事情も考慮したルート作成機能 ・シンプルな画面設計 |
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所在地 | 〒460-0008 愛知県名古屋市中区栄2-11-30 セントラルビル9F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(5)SmartDrive Fleet

SmartDrive Fleetは専用ダッシュボードにより、PCやモバイル端末からリアルタイムで車両の位置情報や稼働状況を一元管理できます。
安全運転支援機能では、ハンドル操作や加減速などの運転挙動を詳細に分析し、危険な運転パターンを検知した場合には即座に通知を発信します。
システムは直感的な操作性を重視して設計されており、定期的なアップデートによって機能が拡充されます。
主要機能 | ・車両の位置情報や稼働状況を一元管理 ・危険運転を通知してくれる安全運転支援機能 ・走行データの集計機能 |
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所在地 | 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-1-2 日比谷三井タワー12階(東京ミッドタウン日比谷) |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(6)トラッカーズマネージャー

トラッカーズマネージャーは、車両の管理台帳から配車計画、運転者情報、請求書作成まで、一元管理できます。
車検・保険・整備記録といった基本的な車両情報に加え、ドライバーの免許状態や健康診断の受診状況まできめ細かな管理を可能にします。
さらに、修理履歴や燃費データの自動集計機能により、車両ごとの原価管理も容易です。従来の紙やExcelでの管理と比べ、入力ミスの削減や情報更新の即時反映、データ分析の容易さなど、業務効率を大きく向上させます。
主要機能 | ・車両の管理台帳や請求書作成を一元化・修理履歴や燃費データの自動集計機能・監査対応プランと運行管理プランから選択可能 |
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所在地 | 〒105-0012東京都港区芝大門2-5-5 住友芝大門ビル5F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(7)Cariot

Cariotは、直感的な単一画面で車両の現在位置や到着予定時刻、運行状況などを把握できます。
配送車両から収集運搬車両、営業車、送迎車両まで、さまざまな業務形態に対応しており、URLでの位置情報共有機能により、関係者間のコミュニケーションがスムーズになることで業務効率が向上します。
急加速や急ブレーキ、速度超過などの危険運転を検知し、安全運転管理を支援し、車両の稼働率をリアルタイムで把握できることで、効率的な車両運用が可能となります。
主要機能 | ・車両の稼働率をリアルタイムで把握できる・急加速や急ブレーキを検知する安全運転管理機能・位置情報共有機能 |
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所在地 | 〒105-0004東京都港区新橋5-13-4 YMG新橋ビル6F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(8)DRIVE CHART

DRIVE CHARTは、AIによる常時監視機能により、急ハンドルや脇見運転などの危険運転行動を自動的に検知し、その瞬間の映像を記録します。
管理者は専用のWebインターフェースを通じて、AIが検知した危険シーンの映像確認や、ドライバー個々の運転傾向を分析できます。
具体的な映像を用いた効果的な安全運転指導を実施できるため、ドライバーの安全意識向上が促進されるでしょう。
主要機能 | ・AIを活用した常時監視機能 ・管理者は専用のページから危険シーンの映像確認や運転傾向の分析ができる ・ライブマップ機能で危険運転が発生した場所を可視化できる |
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所在地 | 〒106-0032東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー16F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(9)「TUMIX配車計画」運送業専用クラウド

「TUMIX配車計画」運送業専用クラウドは、受注から請求書発行まで、業務全体を連携することで、日々の入力作業の負担を軽減します。
情報共有機能では複数拠点からのアクセスが可能で、経営者は場所を問わず現場の状況を把握できます。
専用スマートフォンアプリを活用することで、運行指示から動態管理、日報管理までを一元化でき、ドライバーの走行状況や積み降ろし作業の履歴も自動で記録されます。
主要機能 | ・専用データベースに蓄積された受注情報を検索可能 ・リアルタイムな情報共有機能 ・専用スマートフォンアプリとの連携機能 |
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所在地 | 〒420-0859 静岡県静岡市葵区栄町1-3 鈴与静岡ビル4F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(10)ハコベル 物流DXシステム

ハコベル 物流DXシステムは、配車依頼から運行管理、請求処理までを一元的に管理できる点が特徴です。
配車機能はWebベースの直感的なインターフェースにより、協力会社や他事業所への配車依頼を簡素化できます。
車両番号や乗務員情報の登録機能により、配車依頼時に車両情報が自動で紐付けられることで、不要な確認作業を削減し、リアルタイムでの運行状況把握が可能です。
主要機能 | ・直感的なインターフェースが特徴な配車機能 ・拠点のマスタ登録機能 ・車両番号や乗務員データの登録機能 |
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所在地 | 〒103-0027東京都中央区日本橋3-9-1 日本橋三丁目スクエア2F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(11)MOVO Vista

MOVO Vistaは、物流業務のデジタル化を実現する包括的な配送案件管理プラットフォームです。配送案件はカード形式で管理され、ドラッグ&ドロップによる簡単な操作で配車計画を立案できます。
また、作業履歴やドライバー情報などの詳細データを、荷主企業や元請け企業、運送会社間で即時に共有することで業務の属人化を解消します。
主要機能 | ・ドラッグ&ドロップによるシンプルな操作で配車計画を作成 ・作業履歴やドライバー情報を荷主や元請け企業へすぐに共有可能 ・請求書や配送依頼書の自動作成機能 |
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所在地 | 〒108-0073 東京都港区三田3-14-10 三田3丁目MTビル9F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(12)ODIN リアルタイム配送システム

ODIN リアルタイム配送システムは、スマートフォンのGPS機能を活用した次世代型の配送管理ソリューションです。
配送計画の作成は、管理画面での直接入力の他、エクセルやCSVファイルからの配送先インポートにも対応しており、効率的に運用できるでしょう。
システムは複雑な配送条件にも柔軟に対応します。複数ドライバーによる多地点配送や複数の出発地点の設定、有料道路の使用有無の選択、時間指定配送など、さまざまな配送パターンに対応可能です。
主要機能 | ・エクセルやCSVファイルから配送先リストをインポート ・複雑な配送条件の設定機能 ・動態管理機能との併用が可能 |
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所在地 | 〒220-0004神奈川県横浜市西区北幸2-10-39 日総第5ビル9F |
料金 | 【ODIN PREMIUM】月額2,800円(税込) / ドライバー 初期費用90,000円(税込) 【ODIN 配送計画】月額2,400円(税込) / 人数 初期費用190,000円(税込) 【ODIN 動態管理】月額1,500円(税込) / ドライバー |
(13)BookingBook

BookingBookは、カード型の案件管理とドラッグ&ドロップによる直感的な操作性を備えます。
配送案件を車両に割り当てる際の視覚的な管理方法により、配車漏れや情報の転記ミスを効果的に防止しながら、業務効率の向上を支援してくれるでしょう。
配車管理以外にも傭車の管理や運転日報の作成、給与計算への連携など、運送業務に必要な機能を網羅しています。
主要機能 | ・直感的な操作による配車管理機能 ・給与計算への連携機能 ・配車状況や割り当てられていない案件の共有機能 |
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所在地 | 〒141-0032 東京都品川区大崎3-5-2 エステージ大崎ビル6F オープンオフィス大崎駅西口607 |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(14)KITARO

KITAROは、デジタルタコグラフやドライブレコーダーなど、複数のデバイスに対応した運行管理システムで管理者は全車両の位置をリアルタイムで把握でき、顧客からの到着時刻の問い合わせにも即座に対応できます。
運行データは自動的に記録され、日報作成の基礎データとして活用可能です。
ドライバーは内容を確認するだけで日報を提出できるため、業務効率の向上に貢献するでしょう。
主要機能 | ・全車両の位置情報を即座に把握可能・運行データの自動記録機能・危険運転の自動検知とスコアリング機能 |
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所在地 | 〒105-0003東京都港区西新橋2-3-1 マークライト虎ノ門8F |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(15)TCloud for SCM

TCloud for SCMは、スマートフォンを活用したリアルタイムな配送状況の可視化を実現します。
到着時刻予測やナビゲーション機能に加え、庫内温度の管理や積載物の数量管理、納品先との配送状況の共有など、スマートフォンの特性を活かした多様な機能を提供します。
また、専用機器不要のシステム構成によって、自社保有車両だけでなく、傭車や臨時便などの一時的な委託車両でも即座に導入が可能です。
主要機能 | ・スマートフォンとの連携機能 ・到着時刻予測機能 ・専用機が不要 |
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所在地 | 〒105-8665東京都港区新橋6-19-15(東京美術倶楽部ビル) |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
(16)Offseg

Offsegは360度カメラを搭載したドライブレコーダーにより、昼夜を問わず車両の内外を鮮明に記録し、事故やトラブル発生時の重要な証拠として活用できるでしょう。
高度な安全運転サポート機能では、搭載されたAIが信号無視や居眠り運転、携帯電話操作などの危険な運転行動を自動検知し、ドライバーへの即時警告と管理者への通知を行います。
また運行管理機能では、ドライバーはスマートフォンアプリを通じて車両予約や日報作成が可能です。
主要機能 | ・360度カメラによる社内外の録画機能・高度な安全運転サポート機能・車両予約や日報作成ができる運行管理機能 |
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所在地 | 〒652-8510 神戸市兵庫区御所通1-2-28 |
料金 | こちらからお問い合わせできます |
6.まとめ
物流における配車システムを選ぶ際は、自社の課題が解決できる機能が搭載されているか、操作性が高いかなどを総合的に判断する必要があります。
自社にあった物流向けの配車システムで、業務効率化を強固に推進しましょう。