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物流の運行管理システムは?比較ポイント、無料を含むおすすめ15選

物流パッケージソフト・システム比較12選|導入費用・選定基準も

物流パッケージソフトやシステムは、その機能性や対応範囲が多岐にわたるため、自社のサプライチェーン最適化に真に寄与するソリューションを特定することが重要です。
この記事では、主要な物流パッケージソフト・システム12選を比較します。

五十鈴株式会社の「次世代運行管理システムAIR」はAIを活用し、複雑な条件を網羅した最適な配車・配送計画を自動作成します。物流のソフト・システムの導入を検討している場合には、ぜひご相談ください。

目次

1.物流パッケージソフト・システム比較12選

(1)次世代運行管理システムAIR

引用:五十鈴株式会社

「次世代運行管理システムAIR」は、五十鈴株式会社が自社の高度な物流ネットワーク運営で培った知見を活用した次世代型物流一元管理パッケージです。受注から配車、運行管理、請求に至るまでのサプライチェーン全工程をプラットフォーム上で統合し、データドリブンな物流経営を可能にします。
以下では、網羅的な機能性を有しながらも直感的に操作できるAIRの操作画面を紹介します。


メインメニュー


・配送量やドライバーの状態をリアルタイムで監視
・直感的に操作しやすいデザイン性

配送依頼登録


・登録業務の効率化
・データアップロードによる登録も可能

配車計画

・配車後、地図で経路を確認可能
・携帯アプリと連動し、配送進捗の確認ができる

運転日報入力


・日報管理・入力の効率化
・ドライバー用アプリの使用で運行情報が連携される

請求


・輸送金額を荷主・明細単位ごとに確認できる
・確定後はExcel・PDFで請求書を出力可能

特に、デバイスを介したリアルタイムの動態管理と自動配車機能によって、コンプライアンスを遵守した労務管理の徹底を実現します。さらに拠点間の垣根を越えたアセットの最適配分により、経営資源の最大活用を支援します。

製品ページはこちら

特徴・受注から請求まで、物流に関わる全情報を分断なく管理
・モビリティ連携による自動配車
・拠点横断的なリソース最適化
所在地東京都千代田区丸の内2-2-1 岸本ビル
価格・料金プランこちらからお問い合わせできます

(2)ロジザードZERO

引用:https://www.logizard-zero.com/

「ロジザードZERO」は、クラウド型WMS(倉庫管理システム)として、BtoC(EC通販)からBtoB(卸・店舗配送)まで、あらゆる物流形態にマルチ対応する汎用性の高いパッケージとして、複数の企業に採用されています。

最短1ヶ月という迅速な導入スピードに加え、バーコード管理による在庫の完全見える化がメリットです。
正確なリアルタイム在庫の把握は、過剰在庫の抑制や販売機会損失の防止に直結し、キャッシュフローの改善と経営判断の迅速化を支援します。

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特徴・マルチデバイス対応の在庫管理機能
・フリーロケーション管理・ステータス管理
・グローバル対応とセキュリティ体制
所在地東京都中央区日本橋人形町三丁目3番6号
価格・料金プラン月額制(初期費用+月額費用)※詳細見積もり

(3)ONEsLOGI

引用:https://sol.logisteed.com/solution/wms/cloud.html

「ONEsLOGI(ワンズロジ)」は、入出荷管理から在庫の問い合わせ、棚卸、移動調整に至るまで、物流品質の均一化と精度の高い在庫管理をグローバルレベルで実現します。

入出荷実績や在庫データをグラフィカルに一覧化させ、全社的な情報共有の迅速化と事務コストの削減を推進します。過剰な人員配置を抑制し、労務コストの適正化を図ることで、物流部門の収益性改善に寄与します。

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特徴・標準化されたWMS機能
・在庫・作業の可視化
・人員配置の最適化
所在地東京都中央区京橋二丁目9番2号 ロジスティードビル
価格・料金プラン要問い合わせ

(4)LOGILESS

引用:https://www.logiless.com/

「LOGILESS(ロジレス)」は、EC事業の成長を最大化させるために設計された、受注管理システム(OMS)と倉庫管理システム(WMS)の一体型クラウドソフトです。情報の転記やCSVのアップロード作業を排し、注文確定後即座に倉庫へ出荷指示を飛ばす自動出荷を実現します。

複数のECモールや自社サイトの在庫をリアルタイムで同期でき、欠品による機会損失やオーバーセルのリスクを防止し、売上の最大化を支援します。

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特徴・OMS・WMSの一体型構造による自動出荷
・在庫の一元管理と販売機会の最大化
・意思決定を支えるデータ分析機能
所在地東京都品川区西五反田3-11-6 サンウエスト山手ビル 3F
価格・料金プラン月額制(定額料金+従量課金)
※詳細見積もり

(5)ロジクラ

引用:https://logikura.jp/

「ロジクラ」はクラウド型在庫管理SaaSです。専用ハードウェアを必要とせず、iPhoneやスマートデバイスを高性能なハンディターミナルとして活用可能です。iPhoneのカメラ機能を活用したバーコードスキャンにより、入出荷検品や棚卸をデジタル化できます。

Shopifyやネクストエンジン、スマレジといった主要なECプラットフォーム・POSシステムとシームレスに連携し、ECと実店舗、複数の倉庫をまたぐ在庫状況をリアルタイムに集約し、販売機会の拡大を図ります。

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特徴・スマートデバイスによるリアルタイム在庫管理
・EC・オムニチャネル対応の在庫一元管理
・初期コストを抑制するSaaSモデル
所在地東京都千代田区内幸町二丁目1番6号 日比谷パークフロント 19F
価格・料金プランフリープラン:無料
有料プラン:月額制12,800円~
※詳細はお問い合わせください

(6)クラウドトーマス

引用:https://xn--gckr5a9ce1k1c3h.jp/

「クラウドトーマス」は、現場主導型のクラウド在庫管理システム(WMS)で、現場の歩数を減らし、直感的にミスを防ぐ実戦的なロジックが組み込まれています。

また、アパレル・食品・医療といった業種別パッケージや、カスタマイズ性に優れたPro版など、事業の成長や商材の変化に柔軟に追従できるスケーラビリティを備えることも特長です。

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特徴・スマートフォンで全ての操作が可能
・業種特化型パッケージの展開
・リアルタイムな進捗・在庫可視化
所在地兵庫県尼崎市西向島町111-4
価格・料金プラン月額基本料金:75,000円〜

(7)W3 mimosa

引用:https://www.dialog-inc.com/service/w3-wms/

「W3 mimosa(ダブリュースリー ミモザ)」は、カスタマイズの手間を抑えつつ、アパレルから精密機器、食品、EC物流まで多種多様な業種への適合を可能にします。

入出荷・在庫管理といった基本機能に加え、賞味期限管理、ロット管理、セット品管理など、専門性の高い機能を標準搭載しており、新規拠点の開設や急激な事業拡大にも対応できる柔軟性が魅力です。

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特徴・最短5営業日の迅速な導入スケジュール
・豊富な標準機能
・マルチデバイス・多言語対応
所在地東京都品川区西五反田2-12-3 第一誠実ビル8F
価格・料金プラン月額費用:3万円〜
※初期費用別途、詳細はお問い合わせ

(8)SLIMS

引用:https://www.siscloud.jp/logistics-it-cloud/solution/slims/

「SLIMS(スリムス)」は、製造・卸・小売・倉庫業など、あらゆる業種の複雑な商習慣に対応する卓越した網羅性を備えています。倉庫内の作業進捗をリアルタイムに可視化し、適切な人員配置と作業遅延の早期発見を支援し、マネジメント層が必要とする運営管理機能を強化します。

事業規模やセキュリティ要件に合わせ、クラウド版とオンプレミス版から選択可能なため、厳格なITガバナンスやBCP対策にも柔軟に対応します。

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特徴・リアルタイム進捗・マネジメント機能
・バーコード・ハンディ活用
・クラウド・オンプレミスのハイブリッド展開
所在地岐阜県大垣市田口町1番地
価格・料金プラン月額基本料金:14万円〜
※データ量・要件により個別見積もり

(9)トラックメイトPro

引用:https://www.tiger-inc.co.jp/products/transportation-systems/truckmate/

トラックメイトPro」は、配車管理から、運行管理、請求・支払、労務管理、そして経営分析までをシームレスに統合し、運送業務における情報分断に比重をおくパッケージソフトです。

事務工数の削減と入力ミスの防止を徹底することで、バックオフィスの生産性を向上させ、車両別、担当者別、荷主別など、多角的な視点での収支管理を実現します。

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特徴・精緻な収支分析
・支払業務の効率化
・法規制遵守を支える労務管理
所在地東京都千代田区神田猿楽町2-1-14(A&Xビル)
価格・料金プラン構成により個別見積もり

(10)LYNA 自動配車クラウド

引用:https://lynalogics.com/service/dispatch/

「LYNA(ライナ)自動配車クラウド」は、独自アルゴリズムを搭載しており、熟練の配車マンが長時間かけていた複雑な配車業務をデジタル化し、圧倒的な効率化を実現します。

さらに、全拠点の配車状況をリアルタイムに共有し、拠点網をまたぐ配送の効率化や車両リソースの相互融通を可能にし、全社規模での資産稼働率向上を支援します。

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特徴・拠点間・全社一元管理
・AIによる自動配車
・配送コストの最小化シミュレーション
所在地千葉県市川市八幡3-4-8 田中ビル4F
価格・料金プラン初期費用+月額定額料金
※詳細はお問い合わせください

(11)TUMIX配車計画

引用:https://tumix.co.jp/service

「TUMIX(ツミックス)配車計画」は、運送・物流現場における「配車表のデジタル化」に特化したクラウド型配車パッケージソフトです。

ドラッグ&ドロップの直感的な操作で配車を組み、リアルタイムで全拠点に共有し、配車状況の透明性を高め、事務スタッフや経営層がいつでも進捗を確認できる環境を構築します。

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特徴・デジタル配車表による情報の可視化
・ドライバー用スマートフォンアプリとの連携
・実績データに基づく経営分析
所在地静岡県静岡市葵区栄町1-3 鈴与静岡ビル 4階
価格・料金プラン初期費用+月額定額料金

(12)スーパーカクテルCore 物流

引用:https://www.uchida.co.jp/system/c-log/buturyu/

「スーパーカクテルCore 物流」は、食品・卸売・小売業を中心に導入実績があり、在庫の質と鮮度を問われる業界特有の商習慣に深く対応しています。

また、販売管理システムと物流システムが密に連携することで、情報の二重入力を排し、全社的な事務コストの削減とデータ精度の向上も実現します。

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特徴・販売・在庫・物流の一貫したデータ統合
・業界特有の在庫・品質管理
・多様な荷姿管理への対応
所在地東京都中央区新川2丁目4番7号
価格・料金プランお問い合わせください

2.物流パッケージソフト・システムの4つの選定基準

物流パッケージソフト・システムで着実なROIを創出するために、意思決定者が合意形成の柱とすべき4つの選定基準について解説します。

(1)自社特有の荷姿や管理単位に柔軟に対応できるか

まず、自社の物流フロー(入荷・検品・保管・出荷・棚卸など)に対し、パッケージの標準機能がどこまで適合するかを確認します。特に確認すべき観点は以下の通りです。

  • ケース、ボール、バラ、パレットなど複数の荷姿を階層的に管理できるか
  • ロット、シリアル、賞味期限、製造日などのトレーサビリティ単位に対応できるか
  • 得意先別・商品別に管理単位や出荷ルールを変更できるか
  • アソート商品やセット品、変則的な梱包形態に対応できるか

例えば、同一商品でも「小売向けはバラ管理」「卸向けはケース単位」「EC向けはセット販売」といった運用を行う企業は少なくありません。こうした複雑な管理をシステム上で無理なく表現できるかどうかが、運用効率と在庫精度を左右します。

(2)経験年数やにITリテラシーに関わらず直感的に使えるか

物流現場では、経験豊富なベテランから入社間もないスタッフまで、幅広い人材がシステムを利用します。そのため、以下のような操作性が特定の担当者に依存しない設計であるかどうかは、選定時の重要な判断軸です。

  • 画面構成がシンプルで、作業フローに沿った導線設計になっているか
  • 専門用語が多用されず、現場で使われる言葉に置き換えられているか
  • 誤操作を防ぐアラートや入力チェック機能が備わっているか
  • ハンディターミナルやタブレットでも直感的に操作できるか

現場が無理なく使い続けられる設計かどうかを実機デモやトライアルで確認しましょう。

(3)将来的なシステムの拡張性に対応できるか

事業拡大や商流の変化に対応できる拡張性を備えているかを確認することで、ソフト・システムの導入が真の意味での中長期的な投資となりえます。特に確認すべき観点は以下の通りです。

  • 拠点増設や取扱商品の増加に伴うデータ量拡大に耐えられる設計か
  • 倉庫管理、配車管理、運賃管理など他モジュールを後から追加できるか
  • API連携やCSV連携など、外部システムとの接続手段が用意されているか
  • 法改正や制度変更に対して、バージョンアップで継続対応される体制か

拡張性が乏しい場合、再構築や二重投資が発生する可能性があるため、段階的な拡張が可能な製品を選定することが求められます。

(4)導入後も継続的に手厚いサポートを受けられるか

現場定着、運用改善、法改正対応など、継続的な支援体制が整っているかどうかが、実質的な成果を左右するため、ベンダーのサポート品質まで含めて評価することが重要です。

  • 導入時の要件定義や初期設定を伴走支援してもらえるか
  • 操作研修やマニュアル整備など、現場教育の支援体制があるか
  • 問い合わせ対応の窓口や対応時間が明確で、レスポンスが迅速か
  • 法改正や制度変更時にアップデート情報を適切に提供してくれるか

専任担当者が継続的にフォローできる体制があれば、運用開始直後に想定外の業務パターンや入力エラーが発生した際にも、現場の混乱を最小限に抑えられます。価格や初期機能だけでなく、運用フェーズまで見据えた支援体制を総合的に評価しましょう。

3.物流パッケージソフト・システムの導入時に注意すべき3つのリスクと対策

ここでは、物流パッケージソフト・システムの導入プロジェクトで発生しやすい代表的なリスクを整理し、それぞれに対する具体的な対策を解説します。

(1)現場業務との不整合による運用混乱

標準機能が充実していても、実際の作業フローや商流に適合していなければ、かえって運用が複雑化し、混乱を招きます。

例えば、実際の出荷現場では、急な出荷変更やロット差し替え、得意先別の個別対応が日常的に発生します。こうした運用を前提に設計されていない場合、現場はシステム外での手作業や二重入力を余儀なくされ、結果として在庫精度の低下や作業時間の増大につながります。

対策としては、導入前に現行業務を可視化し、標準フローだけでなく例外パターンまで洗い出すことが重要です。
また、現場責任者をプロジェクトメンバーに含め、PoCやトライアル環境で実運用を検証することで、導入後の混乱を抑制できます。

(2)要件定義の曖昧さによる追加コストの発生

想定外の費用増加の発生要因は以下の通りです。

  • 現状業務の整理が不十分なまま機能要望を列挙している
  • 必須要件と将来検討事項が区別されていない
  • ベンダーとの認識合わせが口頭ベースで進んでいる
  • 責任範囲や対応範囲が契約上明確になっていない

要件定義書を文書化し、業務フロー図やデータ項目一覧まで具体化させ、契約書上で標準対応範囲と追加対応範囲を明確にしておくことで、後のトラブルを抑制できます。
また、必須機能・優先機能・将来検討機能を段階的に整理し、導入フェーズを分ける設計も有効です。

(3)定着しないことによる投資効果の未達

物流パッケージソフト・システムは、現場に定着しなければ、システムは形骸化し、投資効果は十分に発揮されません。
例えば、入力作業が増えたと感じられる場合、現場は従来の紙台帳やExcel管理に戻る傾向があります。その結果、データの一元管理が崩れ、システム上の在庫情報と実在庫が乖離するリスクが高まります。

対策としては、導入前に目的と期待成果を明確化し、定量的なKPIを設定することが重要です。あわせて、段階導入や重点部門からのスモールスタートにより成功体験を積み重ねることが有効です。さらに、教育計画の策定や定期的なフォローアップを通じて、操作習熟度を高める体制を整える必要があります。

4.まとめ

物流パッケージソフト・システムの選定と導入は、自社特有の荷姿や管理単位への対応力、操作性、将来の拡張性、導入後のサポート体制といった観点を総合的に評価することが重要です。

五十鈴株式会社の「次世代運行管理システムAIR」は、ドライバーの動静情報と配車計画が連動する設計により、管理者の手作業を削減しながら、労働時間や拘束時間の可視化を可能にします。
物流パッケージソフト・システムの選定にお悩みの場合には、ぜひご相談ください。

監修

企業間物流に詳しい!運行管理のプロ監修「運行管理ナビ」編集部です。

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