物流システムは大きく分けて、クラウド型とオンプレス型があります。
クラウド型は導入および運用コストが低く、オンプレス型は強固なセキュリティを確立できるものの、クラウド型と比べるとコストが高い等の傾向があり、それぞれの特徴を把握したうえで自社にあった物流システムを選ぶことが重要です。
この記事では物流システムの分類等を中心に、クラウド型とオンプレミス型の比較や選定ポイントを解説します。
1.物流システムとは?分類について解説
代表的なものとして、倉庫管理システム(WMS)と配送管理システム(TMS)が挙げられます。
分類 | 特徴 |
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倉庫管理システム(WMS) | 入荷管理や出荷管理、ロット管理などの倉庫で行われる業務に適したシステム |
配送管理システム(TMS) | 配車・配送計画や進捗管理、運賃計算といった配送関連の業務に適したシステム |
運送管理システム | 受注や配車指示、請求管理などの運送業に関わる業務を一元管理するシステム |
ここからは、物流システムの分類について詳しく解説します。
(1)倉庫管理システム(WMS)とは
WMSは、倉庫内での商品管理や作業の効率化を支援するシステムで、主に以下の3つの機能を備えています。
入荷管理機能 | ・入庫スケジュールの管理 ・入荷時の商品ラベル管理 ・入荷検品作業の効率化 |
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在庫管理機能 | ・在庫の所在や数量の一元管理 ・賞味期限や製造年月日などの情報管理 ・在庫の移動履歴の記録 |
出荷管理機能 | ・ピッキングリストの発行 ・出荷予定の管理 ・出荷実績の記録 |
WMSは提供形態によって、さらに以下の3つに分類されます。
①クラウド型倉庫管理システム
クラウド型倉庫管理システムは、インターネットを介して利用できる物流管理ツールです。
サーバーの購入や設置が不要でインターネット環境さえあれば利用できる利点から、中小企業から大企業に至るまで幅広いビジネスで導入が進んでおり、物流業務の効率化とコスト削減に寄与しています。
クラウド型倉庫管理システムの特徴 | |
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マルチ拠点対応 | 複数の倉庫や営業所からアクセス可能 |
デバイスの柔軟性 | スマートフォンやタブレットからも利用できる |
専門知識が不要 | テンプレートを活用したスムーズな導入が可能 |
クラウド型倉庫管理システムならインターネットを通じてどこからでもリアルタイムで情報を共有できます。急速に変化する物流の現場でも柔軟に対応できることが大きな強みとなります。
②パッケージ型倉庫管理システム
パッケージ型倉庫管理システムは、物流業務における標準的な機能をあらかじめ組み込まれた既製品タイプのシステムです。
新規開発の必要がないため、比較的短期間での導入が可能です。パッケージ型倉庫管理システムは、主に以下の特徴を備えています。
パッケージ型倉庫管理システムの特徴 | |
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短期間での導入が可能 | 複数の倉庫や営業所からアクセス可能 |
基本機能が標準装備 | 物流業務で頻繁に使用される基本機能を標準搭載 |
低コストで導入可能 | オーダーメイド型システムより低コストで導入できる |
パッケージ型倉庫管理システムは多少のカスタマイズに対応してますが、完全なオーダーメイドほどの自由度はありません。
初めて倉庫管理システムを導入する企業や、スピーディーに運用を開始したい場合に適しています。
③EC向け倉庫管理システム
EC向け倉庫管理システムは、ECサイトの運営に特化した物流管理ツールです。受注情報の自動取り込みや返品管理等の機能が備わっていることが特徴です。
EC向け倉庫管理システムの特徴 | |
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受注情報の自動取り込み | 受注データを自動で取り込み、在庫確認、ピッキングリスト作成、出荷指示までを一元管理 |
在庫切れ防止 | 販売可能な在庫情報が即時更新され、売り越しのリスクを低減する |
返品管理 | 返品商品の再在庫化プロセスを効率化 |
受注情報を自動で取り込み、在庫確認から出荷指示までの作業を一元管理することが可能です。受注から出荷までの一連のプロセスを効率化し、EC事業者が抱えるさまざまな課題を解決します。
(2)配送管理システム(TMS)とは
TMSは、出荷後の配送業務を効率化するためのシステムです。主に以下の3つの機能を備えています。
配車管理機能 | ・配送ルートの最適化 ・車両の割り当て ・ドライバーのスケジュール管理 |
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進捗管理機能 | ・リアルタイムの位置情報把握 ・配送状況の可視化 ・遅延やトラブル時の迅速な対応 |
実績管理機能 | ・配送完了の記録 ・配送パフォーマンスの分析 ・コスト管理への活用 |
TMSの導入により、効率的な配車計画が可能となり、車両の運用コストや人件費の削減、積載効率の向上といった物流課題の解決を実現できます。
TMSについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
(3)総合運送管理システムとは
運送業務全般をカバーする総合運送管理システムは、受注から請求まで一連の業務フローを一元管理できるシステムです。
物流業務全体の一元管理により、複数のシステムを個別に導入する手間を省略し、業務効率化とコスト削減の両立を目指すことができます。
2.物流システムのタイプについて
物流システムのタイプは、大きく分けてクラウド型とオンプレミス型の2種類です。
ここでは、物流システムのタイプにおける特徴やメリットとデメリット等を解説します。
(1)物流システムのタイプとは
①クラウド型
自社でサーバーやソフトウェアを購入・保有する必要がなく、必要な機能をオンラインで必要な分だけ柔軟に利用できます。初期費用を抑えるだけでなく、運用面での効率性と利便性を大幅に向上させます。
クラウド型の物流システムの特徴は、複数拠点の一元管理に優れることや運用負担の軽減できる等です。
クラウド型の物流システムの特徴 | |
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複数拠点の一元管理に最適 | 複数の倉庫や海外拠点でも統合管理できる |
運用負担を軽減できる | システムの更新が事業者側で行われる |
最新の状態を維持しやすい | 法改正や新しい業界規制への対応がスムーズ |
低コスト・柔軟性・最新技術の即時利用という利点を兼ね備えています。
②オンプレミス型
オンプレミス型システムは、社内にサーバーやシステムを設置し、自社で運用を行う形態です。
オンプレミス型の物流システムの特徴 | |
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高度なカスタマイズ性 | 独自の物流フローや特殊な管理方法にも適応可能 |
データ管理の独自性 | 外部クラウドサーバーに依存せず、機密情報や顧客データの保護が徹底される |
運用コストの安定 | 長期的な運用コストを一定に保てる可能性がある |
オンプレミス型の中には、あらかじめ標準化された機能を搭載したパッケージ型システム(買い切り)も存在します。パッケージ型システムは、標準化された機能が実装済みのため、短期間での導入が可能です。
自社の業務プロセスにあわせて高度なカスタマイズが可能であり、独自の管理方法や特殊な配送形態を持つ企業に適しています。
(2)クラウド型とオンプレミス型の違い
実際の導入を検討する際は、それぞれのメリット・デメリットを把握することが重要です。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
クラウド型 | ・コストが抑えられる ・導入時の負担を軽減 ・拡張性が高い | ・カスタマイズ性に制限がある ・システム連携の不確実性 |
オンプレミス型 | ・自社にあわせてカスタマイズ ・高度なセキュリティ ・自社内で管理・変更できる | ・初期費用が高額 ・導入に時間がかかる場合がある |
以下でクラウド型とオンプレミス型の違いを解説します。
①クラウド型のメリットデメリット
クラウド型の強みは、低コストと導入のしやすさです。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
クラウド型 | ・コストが抑えられる ・導入時の負担を軽減 ・拡張性が高い | ・カスタマイズ性に制限がある ・システム連携の不確実性 |
サーバーやインフラの調達・管理が不要であるため、初期費用を抑え、運用コストも軽減できます。中小企業や新規事業においては、コストの負担を回避できます。
クラウド型にはカスタマイズ性の制限とシステム連携の難しさなどの課題も存在します。
クラウド型は提供事業者が管理するため、自社の業務にあわせたカスタマイズや独自セキュリティシステムを組むなどは困難です。
また、社内の独自システムとの連携が難しいケースもあるため、導入前に既存システムとの互換性を十分確認する必要があります。
②オンプレミス型のメリットデメリット
オンプレミス型システムは、カスタマイズ性やセキュリティ対策を重視する企業に有効な選択肢です。
メリット | デメリット | |
---|---|---|
オンプレミス型 | ・自社にあわせてカスタマイズ ・高度なセキュリティ ・自社内で管理・変更できる | ・初期費用が高額 ・導入に時間がかかる場合がある |
自社でインフラを構築・管理するため、業務に最適なシステムを柔軟に設計でき、他システムとの連携も自由に行えます。
また、専用環境で運用されるため、独自のセキュリティを組むことで、機密情報をより強固に保護できます。専用のシステムエンジニアを配置すれば、継続的な改善や安定的な運用が可能となるでしょう。
一方で、オンプレミス型システムの主なデメリットは、高額な初期投資と導入・運用面における負担です。
設備の維持管理やメンテナンスなど、継続的なコストと労力も自社負担となるため、長期的な観点での検討が必要です。
3.物流システムにおけるクラウド型とオンプレス型の比較
(1)費用相場
①初期費用
クラウド型とオンプレミス型における初期費用の目安は、以下のとおりです。
初期費用の目安 | |
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クラウド型 | 0円~数十万円程度 |
オンプレミス型 | 数百万円以上 |
クラウド型で導入にかかる費用は、主にシステム設定や導入支援に限られます。
一方、オンプレミス型は、サーバーの購入やシステム構築が必要となるため、初期費用が数百万円になることもあります。
一方で、オンプレミス型は高度なカスタマイズやセキュリティ要件を必要とする場合に選択されることが多く、初期費用が大きな投資となるため、長期的な運用計画を前提に検討する必要があります。
②維持費用
物流システムを運用する際の維持費用も、クラウド型とオンプレミス型で大きく異なります。
維持費用の目安 | |
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クラウド型 | 月額一万円~数十万円程度(システム規模により異なる) |
オンプレミス型 | 年間数十万円以上(規模や運用体制により変動) |
クラウド型は利用に応じた従量課金制となっており、アップデートや保守費用も含まれています。
一方、オンプレミス型は、サーバーの保守費用やアップデート費用に加え、専門スタッフの人件費も別途発生する場合があります。
運用規模やリソースに応じて、適切な選択を検討することが重要です。
(2)開発期間
物流システムの導入において、クラウド型とオンプレミス型では、導入までのプロセスに違いがあります。
それぞれの一般的な導入プロセスは、以下のとおりです。
一般的な導入までのプロセス | |
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クラウド型 | オンライン上で必要な設定を行う |
オンプレミス型 | 導入準備と構築に多くの時間を要する場合が多い |
クラウド型では、オンライン上で必要な設定を行うだけで、すぐにシステムを利用できます。
新しいアプリケーションの追加も数分で完了し、ベンダーが提供する自動化ツールを活用することで、さらに効率的な運用が可能となります。
オンプレミス型の場合、ハードウェアの選定から購入、設置、ネットワーク構築まで多くの準備工程が必要です。
さらに、ソフトウェアの設定やカスタマイズなども現地作業となるため、導入完了までに多くの時間を要します。
クラウド型は時間をかけずに導入したい企業に適しており、オンプレミス型は業務プロセスに完全に合わせたシステム設計が求められる場合に有効です。
(3)運用の安定度
システムの安定性を評価する上で、可用性(システム停止時間の短さ)と耐障害性(障害発生時の継続稼働能力)は重要な指標となります。
運用の安定度はクラウド型とオンプレス型で、以下の違いがあります。
運用の安定度 | |
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クラウド型 | 簡単に安定した運用を実現 |
オンプレミス型 | 高可用性や耐障害性を自社で設計・構築 |
クラウド型は、複数のデータセンターでデータを分散管理しているため、システムの可用性が高く、障害が発生しても迅速な復旧が可能です。よって障害発生時の対応はクラウド事業者が行うため、運用者側の負担が軽減されます。
一方でオンプレミス型の場合、特定の場所でのみ運用されることが多く、高い可用性や耐障害性を確保するためには、独自の対策を講じる必要があります。
高い可用性と障害時の対応負担を軽減するにはクラウド型が適しており、特定のセキュリティ要件や独自運用を優先する場合にはオンプレミス型が有力な選択肢となります。
(4)柔軟性・自由度
柔軟性・自由度について、オンプレミス型とクラウド型では異なる特徴があります。
柔軟性・自由度 | |
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クラウド型 | システム構成の自由度は限定的 |
オンプレミス型 | システムの全構成を自社で決定・管理できる |
クラウド型は、サービスごとに決められたソフトウェアやOS、インフラを利用するため、カスタマイズの範囲は限定的です。
ただし、近年は多くのシステムがクラウド上で稼働しており、カスタマイズ性の違いは以前ほど重要視されなくなっています。
また、システム規模の拡大・縮小が容易なため、その時々に応じた柔軟な運用も可能です。
オンプレミス型は、ソフトウェアやOS、インフラまで自由に選択でき、特殊な業務要件や独自のワークフローに対応した設計が可能で、制約が少ない運用が実現できます。
自社の業務要件や運用体制に応じた適切なバランスを見極めることで、どちらが適しているのかを選択しやすくなるでしょう。
(5)セキュリティ
セキュリティ対策において、クラウド型とオンプレミス型はそれぞれ異なるアプローチを取ります。それぞれの特徴を以下に整理します。
セキュリティ | |
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クラウド型 | 高度な技術と専門チームによるセキュリティ管理 |
オンプレミス型 | 企業が独自のセキュリティ対策を設計・実施 |
クラウド型では、最新のファイアウォールや暗号化技術を導入し、セキュリティの専門家による24時間体制の監視とバックアップ体制を整えています。
データの冗長化や災害復旧機能も備えているため、安定した高水準のセキュリティを維持できるでしょう。
一方オンプレミスでは、企業が独自のセキュリティ対策を実施できます。
ファイアウォールの設定やウイルス対策、アクセス制御など自社の要件に応じた対策が可能です。
ただし、セキュリティ更新やサーバールームの監視など、セキュリティ対策の継続的な運用には専門知識と人員確保が必要となります。
セキュリティを重視した選択では、業務内容や規制要件、社内リソースを考慮し、自社に最適な形態を選ぶことが重要です。
(6)BCP対策
BCP(事業継続計画)の観点から、クラウドとオンプレミスでは災害対策に大きな違いがあります。
BCP対策 | |
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クラウド型 | 地理的に分散されたデータセンターで運用されており、耐性が高い |
オンプレミス型 | サーバーを自社内や特定のデータセンターに設置されており、リスクが高まる場合がある |
クラウドは地理的に分散したデータセンターでバックアップを保持しているため、災害時のデータ消失リスクが低く、Webブラウザさえあれば遠隔地からでもシステムの操作が可能です。このため、災害発生時でも事業継続性を高く維持できます。
オンプレミスは自社内やデータセンターにサーバーを設置するため、地震や水害といった自然災害で機器が被災した場合、業務の継続が困難です。
災害対策用のインフラ整備も可能ですが、多額のコストが必要となるでしょう。
4.クラウド型かオンプレス型を選ぶポイント
ここでは、様々な観点からクラウド型かオンプレス型を選ぶポイントを解説します。
(1)コスト感
物流システムの導入を検討する際、自社の経営戦略や予算にあったシステムを導入する必要があります。コスト感におけるポイントは、以下のとおりです。
クラウド型 | 初期費用を抑えやすく、運用コストが柔軟 |
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オンプレミス型 | 初期費用が高額になる傾向 |
一方、クラウド型はベンダーがサーバー管理を担当するため、初期費用を抑えられ、月額・年額の利用料のみで運用が可能です。
長期的なコストはクラウドの方が安価になる傾向にありますが、自社での一貫した管理運用を重視する企業では、高額な初期投資を承知でオンプレミスを選択するケースもあります。
オンプレミスはサーバーの購入や管理者の育成など、高額な初期投資が必要です。
さらに、機器の老朽化やOSのサポート期限切れに伴う定期的な更新費用も発生します。
初期投資を抑えて段階的に機能を拡張していきたい場合はクラウド型、一括での大規模投資で長期的な運用を目指す場合はオンプレミス型が適しています。
(2)スケジュール計画
システム導入までのスケジュール計画もポイントのひとつです。
すぐにシステムを導入したい企業には、即日で利用できるクラウド型が適しており、時間がかかっても自社で独自にカスタマイズしたシステムを使用したい場合は、オンプレミス型が有効です。
(3)他システムとの連携
物流システムを導入する際には、物流部門だけでなく、全社的な業務効率化を視野に入れたシステム連携が重要です。
物流システムは、以下のような他システムと連携することで、全体の効率を向上させることができます。
- 基幹システム
- 会計システム
- ECサイト
クラウド型の場合、APIやツールと連携することで、比較的容易に他サービスと接続できます。
一方、オンプレミス型も、同一ネットワーク内にシステムを構築できるため、別システムとの連携が可能です。
ただし、製品によっては連携できない場合もあるので、既存システムとの連携が必要な場合は、導入前に連携可能か確認する必要があります。
(4)拡張性
物流システムは長期運用を前提とした選定が重要であり、初期費用やランニングコストの投資対効果を最大化するためには、システムの拡張性も視野に入れる必要があります。
システムの容量や機能を柔軟に拡張できることで、初期投資やランニングコストの投資対効果を最大化しやすくなるためです。
クラウドの拡張性はサービスに依存しますが、容量や機能の増減はスムーズに行える傾向にあり、オンプレミスは拡張性が高いものの、容量や機能を増やすために追加投資や開発時間が発生します。
物流システムを選ぶ際には、自社の事業計画や成長スピードに適した拡張性を持つシステムを選定することが重要です。
(5)サポート
物流システムの導入成功には、充実したサポート体制が欠かせません。導入時から運用中まで、必要なサポートが受けられるかどうかは、システム選定の重要な基準となります。
クラウド型はベンダー側でシステムの運用を管理するケースが多いため、トラブル対応やアップデートが含まれるサポート契約が一般的です。
オンプレス型では自社で管理する部分が多いため、ベンダーからの技術支援だけでなく、社内の専門スタッフの育成も必要になります。長期的な保守契約の内容を確認することも重要です。
どちらのタイプも、システム運用中のトラブル対応も考慮すべき要素です。
24時間365日の電話対応やメールサポート、遠隔サポートなど、迅速な問題解決を可能にする体制が整っているかどうかも確認しましょう。
5.まとめ
今回は、物流システムのタイプやクラウド型とオンプレミス型の違い、選ぶポイントについて解説しました。